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製品情報

微細加工品

高純度アルミナ、ジルコニア、またサファイアなどを用いた微細加工の一例です。電子部品ソケットや半導体の生産ラインなどで必要とされる、1/100mm の加工精度を求められる部品です。

一般電子部品

セラミックの持つ高温絶縁性、高周波特性を最大限に生かし、機械強度、耐熱衝撃性にも優れた電気絶縁体をはじめ、広い範囲の用途に各種材料を揃えています。

耐熱・耐磨耗・耐食(耐蝕)製品

ダイヤモンドに次ぐ硬さ(モース硬度9)を持ち、耐熱性・耐摩耗性には群を抜き、又、化学的、物理的安定性が極めてよいところから、酸・アルカリに対する耐食性材料としても、他材料にはない力を発揮します。更に、表面処理を施すことにより、摺動部品としても利用されています。

半導体セラミック製品

千葉セラミック工業(株)が独自に開発した、チタン酸ストロンチウム(SrTiO3)系半導体セラミックです。各電気製品のIF回路やHIC等広く使用でき、超小型のチップコンデンサや銀電極焼付け製品等の要望にも応えられる信頼性の高い製品です。

装飾品群

ジルコニア、アルミナ等は色々な色を発色させる事ができ、表面処理により美しい光沢が出ます。又、表面硬度が高く、キズ付きにくいので、その光沢が長期に保たれることから装飾品としての用途が広がっています。

樹脂、金属からセラミックへの補完例

金属からの補完事例:耐食性の改善事例

コンクリート構造物中に埋め込まれ使用される鋼製ナットは数年でサビが発生し使用出来なくなる。ステンレス製のナットにしても沿岸地域では塩水と微弱電流の発生で腐食する為、腐食の無いセラミックス(アルミナ)製ナットが使用されるようになっています。

この他、機械部品では「サビない、磨耗しない、軽い」、医療や宝飾品関係では「耐金属アレルギー」の利点から使われています。

樹脂からの補完事例:耐熱温度の改善事例

温度制御用のサーモスイッチのケースはプラスチック(樹脂)が使われていました、しかしこれでは 150℃ 以下でしか使用できず、もっと高い温度での制御に使用するものとして、プラスチックに代わりセラミックが使用されるようになりました。

  • 通常プラスチックの耐熱温度は 150℃ 程度
  • 特殊プラスチックの耐熱温度は 400℃ 程度

セラミックス(アルミナ)では約 2,000℃ 以上にならないと溶けたり分解したりしません。