創業62年の経験と実績を
ベースにした応用力
千葉セラミック工業(株)は原料配合、成形、焼成、加工等、セラミックの専門メーカーとして創業からこれまで62年の経験と実績を積み重ねてきました。この経験と実績により、お客様の製品造りにより良い提案が出来るものと自負しております。又一方では更なる研究開発にも積極的に取り組んでおります。
千葉セラミック工業(株)では、お客様のご要望に応じたセラミックの材料開発も行っています。例えば、気孔率、熱膨張係数、誘電率等をご指定の数値となるように開発した実績が御座います。
試験・試作の原料配合、造粒
成形、切削加工、焼成まで自社一貫生産
そのほか、量産性に優れたプレス成形、押出し成形、CIP成形等にも対応しており、ご要望に応じて柔軟な成形、加工方法をご提案しております。
焼成においても、試作から量産までを自社内で行っており、1個から量産まで幅広く対応しております。
難形状加工にも対応
セラミック製品は焼結前と焼結後では、収縮によるサイズ変化が生じるため、材質や製品形状によって、成形、焼結条件の最適化が必要とされます。
また、焼結前に切削加工など行うグリーン加工と焼結後に行う研削加工では、加工方法、難易度が大きく異なるため、納期、コストにも影響します。
これらの条件を踏まえ、お客様のご要望にあわせて、品質、納期、コストを最適化し満足のいく製品に仕上げていきます。
そのほか、技術レベルの高い寸法公差、難形状にも積極的に取り組んでおり、信頼性の高い製品をお届けいたします。
焼結後の研削加工・特殊加工
製品形状、仕様や要求精度等のお客様のご要望によっては、グリーン加工の他に、焼結後の2次加工を行っております。
加工方法も様々で、研磨、研削加工から、微細加工を得意とする超音波加工。様々な材質の加工が可能なレーザー加工。
さらに、セラミックと金属の接着・接合に対しガラスシール、メタライズ、ロウ付けなど様々な加工方法で対応しています。また、世界初となるルビーコーティングも行っています。フラックス法による結晶育成で形状に左右されることなく、コーティング可能です。
トップメッセージ
千葉セラミック工業は、1959年の創業以来、各種工業品から医療・生活・美容品に至るまで、幅広い製品作りに貢献するサプライチェーンの一翼として、社会の変化に対応しながら挑戦し続け、お蔭様で2019年に創立60周年を迎えました。
当社は、お客様の様々なご要望にお応え出来るよう、原料配合から製品化に至るまで、一貫して生産できる体制を整えている日本有数のファインセラミックスメーカーです。
世界は急激に変化し、企業もこれに対応すべく柔軟な変容が求められますが、千葉セラは次なる100年企業を目指して人々の豊かで快適な暮らしの実現のため挑戦してまいります。
ステークホルダーの皆様の、より一層のご指導、ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げます。
森 雄一郎
経営理念と経営ビジョン
経営理念
- 謝恩奉仕(仕事を通じて社会に貢献する)
- 挑戦追求(明日の繁栄を掴む)
- 完全燃焼(今日という日は二度と来ない)
- 幸福追求(全従業員の物心両面の幸福を追求する)
経営ビジョン
ISO9001 ISO14001
ISO9001
品質はメーカーの命、難問にも進んで挑戦する
一人ひとりの自覚と責任でお客様の満足と信頼を得る
工程間での品質管理を含め、ISO9001 の基準にのっとった品質管理体制で、信頼性の高い製品をお届けしています。
ISO14001
環境理念
千葉セラミック工業株式会社は、未来の子供たちへ胸を張って手渡せるような地球環境を創造し、これを維持して行くことを最優先の経営課題としてものづくりを行う。
環境方針
- 事業活動、製品及びサービスが地球環境に対して常に適切であることを確実にするため、環境マネジメントシステムを継続的に改善し環境汚染の予防に努める。
- 資材の調達から生産、販売に関する適用可能な環境関連の法規制、及び当社が同意するその他の要求事項を順守する。
- 当社の事業活動、製品及びサービスに係わる環境影響の中、次の項目を環境管理重点テーマとして取り組む。
(1) 電気・重油等を効率的に活用し省エネルギーを推進する(2) 資源の有効利用を図るため、セラミックス材料の使用量削減、及び廃棄物の発生の低減とリサイクル化を
推進する(3) 製品の開発、製造、出荷、廃棄に至るまでを考慮した、環境負荷低減型の製品開発に努める
- この環境方針を達成するため環境目的・目標を設定し、全従業員をあげて環境管理を推進する。また、環境目的・目標は定期的に見直し必要に応じて改正を行う。
- この環境方針は、当社で働く全ての人々に周知徹底し、一般の人々に公開される。
環境目的(中期目標)
- 事業の効率化及び省エネルギー化を推進し、エネルギー使用量を10%削減する。
- 資源の有効利用を図るため、購入物品の使用量及び廃棄物量を10%削減する。
- 地球環境を保全するため、製品の開発、製造、出荷、廃棄に至る環境関連法規を遵守する。